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通常貯金通帳には、5桁の「記号」と78桁の「番号」が表示される。かつては平仮名と数字との組み合わせにより表示されたが、電算化により現在のものになった。

 

記号

1桁目は種類、23桁は、新規預入された都道府県、4桁目はチェックディジット、5桁目は零に固定。

府県番号

23桁目の2桁の数字は、府県番号と呼ばれ、局番号の上2桁と同じである。従って、局番号が01234である局(府県番号は01)で預入すれば、「記号」の23桁目は「01」となる。府県番号により、原簿の所管庁(貯金事務センター)が判別できる。

府県番号は原則として11番号であるが、局数が多い場合2つ以上の番号を使用する。例えば東京都は0001。但し地域により分かれているわけではなく00局と01局は混在している。単に01を与えることができる郵便局が一杯になった後に開局した郵便局に00が与えられていることによる。北海道は基本的には旧国により分かれている。また鹿児島県は奄美諸島(79)と奄美以外(78)では違う番号を使用しているが、これは後述のとおり歴史的経緯による。

 

番号

貯金個別の番号。続けて新規預入された貯金が連番になるとは限らず、通常、CTM(端末機)で空き番号をホストに照会し、空いている番号を割り当てられ附番する。

桁数は2004年現在多くの貯金事務センターで8桁。預入数が少ない貯金事務センターでは7桁の場合もある。なお、最後の1桁は「1」で固定される。

 

再発行回数

通帳を紛失した場合、貯金の記号番号に再発行回数が表示される。

例(Zは任意の数字を表す)

101Z0-zzzzzzzzという番号であれば、1桁目が1なので通常貯金、23桁目が、01なので東京都において新規に預入された貯金であることがわかる。

通帳の紛失再発行を2回している場合、101Z0-2-zzzzzzzzとなる。

参考リンク (このページ内に記号番号の解説がある。旧郵政省時代の内容であり、現在と異なるものもある)

 

 

取扱局番号

 

取扱局番号11111の飯田風越局貯金業務に関して、普通郵便局・特定郵便局・簡易郵便局に割り当てられる五桁の数字があり、これを取扱局番号或いは為替コードと称する。分室や出張所には独自の数字は与えられず、本局の取扱局番号末尾にアルファベットを付して区別する。例えば豊中局(41085)の伊丹空港内分室は41085A、という具合である。

 

利用者が取扱局番号を目にする最も身近な機会は、郵便貯金通帳ならびに郵便貯金ATMの利用明細に刷られたものであろう(分室などについてはアルファベット抜きで、数字のみ刷られる)。取扱局番号には11111(飯田風越局。長野県飯田市)、00001(中野サンクォーレ内局。東京都中野区)なども存在し、前者では平成111111日、記念貯金のため長蛇の列ができた。なおゾロ目は他に22222(亀山井田川局。三重県亀山市)及び44444(山城南加茂台局。京都府加茂町)があるのみ。

 

2桁は位置する都府県・地域を示し(俗に「マルチ」と称するが、日本郵政公社で使われている呼称ではない)、下3桁が各局個別の番号である。マルチの10の位は、ほぼ日本郵政公社の支社(かつての地方郵政局)によって分けられている。基本的に1都府県につき1マルチだが、北海道、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県、鹿児島県には複数のマルチが割り当てられている。多くは1マルチが一杯になり2つめのマルチを利用するようになったものであるが、鹿児島県は歴史的経緯から(戦後の一時期奄美諸島がアメリカ統治下にあったため)奄美地区が別マルチとなっている。また、北海道は札幌・小樽地区を除き、旧国名で分けられている。但し、福岡県には当初から2マルチが割り当てられているが、うち1マルチは未だに未使用である。岐阜県中津川市のうち、旧長野県山口村にある山口局や馬籠局のように、越境合併で所属する都道府県が変更になった場合は、取扱局番号も変更される。

 

簡易郵便局は、三桁目が7または8であることが多いが、都市部に設置された「シティポスト」と呼ばれる簡易郵便局や、簡易郵便局数が多い長野県などに例外がある。

 

なお、一般振替口座の口座番号で用いられるマルチは、これと異なる郵便局数が多く、1つのマルチでは足りない都府県には2つのマルチが与えられている。このうち東京都・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県には制定当初から2つのマルチが用意されていた。神奈川県・千葉県はもともと1つのマルチしか用意されていなかったが、郵便局数の増加により後に2つめのマルチが与えられたために、マルチの数字が連続していない。また、福岡県は当初から用意された2つ目のマルチが未だに未使用である。なお、2つのマルチを持っている都府県は最初に使用したマルチの方を太字で記している。

北海道は基本的には旧国名で分類されているが、90の「小樽」地区だけは、現在の北海道の支庁のうち、石狩支庁・日高支庁・後志支庁・胆振支庁の4支庁の全域となっている。そのため95の後志国と96の胆振国は、それぞれ現在の檜山支庁と渡島支庁の一部になっている極めて小さな区域だけとなっており、この2つのマルチに属する郵便局は少ない。なお、「札幌」地区としなかったのは、その地区の貯金事務センターが札幌ではなく、北海道のかつての金融中心地である小樽に所在したことによる。また、97の石狩国も現在の空知支庁全域及び上川支庁の南部だけとなっている。十勝支庁の足寄郡の各町は旧十勝国と旧釧路国に分かれているが、マルチもその所在地により9192の両方の郵便局が存在している。上川支庁の占冠村は旧胆振国だが、マルチが9097の局が1つずつ存在している。

マルチの10の位は、もともとかつての郵政省の地方郵政局(現在の日本郵政公社支社)によって分けられていた。なお、東京郵政局は1972年に関東郵政局を分離しさらに公社化後は関東支社と南関東支社に再分割された。同じく1972年には沖縄返還により、沖縄郵政管理事務所(現在の沖縄支社)が設置され、沖縄県のマルチが70となった。その後郵便局数の増加により千葉県の2つ目のマルチが10となるなど、現在は10の位の数字は完全には所属する支社を表していないこのマルチは通帳の記号番号にも含まれる。「記号」(先頭の5桁)のうち、23桁目がマルチであり、マルチが99の郵便局で新規に交付された「記号」は「Z99ZZ」となる(Zは任意の数字)。なお記号の1桁目、5桁目はセットで貯金等の種類を表し、4桁目はチェックディジットである。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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